この作品は若い頃に読んだら確実に性癖を歪ませられた気がします。
まさか父親に寝取られるとは。子供にとったら父親の浮気ってだけでもキツイですよ。それなのにさらにその相手が自分の好きな人って。200年前にすでに人類がこのステージにいたことに驚かされました。(意外とギリシャ神話とかに似たような話があったりして。)
それにしても人間の性癖は深すぎますね。自分はまだその表面しか知らないことを痛感させられます。だからといって今さら開発しようとも思いませんが。久しぶりの恋愛小説(?)でしたが、かなり面白かったです。やっぱり私はロシア文学が一番好きかもしれないです。