化学薬品怖いですね。この本で提示されたデータがどこまで本当なのかは分かりませんが、でも実際化学薬品を大量に使ってたらこういう副作用も大いにありそうな気がします。
個人的には自然はあんまり人間の手を加えずに自然のままにしておいた方が良いのかなと思っています。そもそも人間がコントロールできるもんなんすかね。人間の居住区の防衛のみに留めておいた方が良いと思うんですけどね。
その人間が増えすぎているっていうのも大きな問題なんでしょうね。私にとっては少子化より人口爆発の方が怖いんですけど。少子化はむしろ喜ぶべきことじゃないですか。日本も江戸時代くらいの人口に戻れば良いのにと心密かに思っています。
ちょっと話が脱線しちゃいました。最後にこの本でちょっと気になったところを一つ。この著者は化学薬品の使用を食物連鎖のサイクルが壊れるという観点から批判していました。それなのに最後の章で紹介されていた代替手段も食物連鎖のサイクルを壊す方法が多かったです。害虫の捕食者は殺さずに対象の害虫だけ殺す方法だって結局は食物連鎖のサイクルは壊れてますよね。化学薬品のように人間に被害が出ない方法だったら人間が自然をコントロールすべきだというんですかね。それよりは畑に侵入していた害虫だけ対処するの方が良い気がするんですけどね。あとそもそも害虫が畑に近寄れなくするとかね。本で紹介していた虫が嫌っている音を流すとか良さそうですけどね。でもこういうのって他の植物や動物に影響がないと言い切れないのが難しいところですね。
まあそんなわけで私も化学薬品の濫用には反対です。そしてその代替手段は人間の生活圏の防衛だけに留めて、森は自然に任せるというのが一番良い気がします。正直これは都市生活者の甘い考えっぽいですけど。自然に夢を見すぎですかね。